生き方

きんめ

その 老人は お寿司屋さん  終いの住い遠征中に 必ず立ち寄る 店

館山は 寿司の町 炙り寿司 発祥地  地魚を活かした 鮨をいつもいただく

この老人 82歳  おしゃべり好きで ちょっと行き過ぎてしまう事も

跡継ぎや 奥さんからも 怒られてるみたい  そんなご主人 だいぶん大人しく

補聴器も使って  ちょっと記憶力も衰え 跡継ぎの手かりながら? 支えてもらいながら

ちょうど  お昼時  お客さんたて込んでる  私達が一番お尻の客

カウンターで かーちゃんと 目の前の魚覗き込んで あれやこれやと 会話

地魚 盛り  アラ煮  好みで何貫か頼み  お腹いっぱい  お茶をいただき 一息

お客さんも 引けて  私達だけ  ご主人 今まで無口  お客さん ちょっとお話していいですか

跡継ぎに 時々来てくれる佐野の人だよ 確かタイで仕事してるんですよね と ご主人に

よく 覚えてくれてましたね  爺ちゃん 記憶力悪くなっちゃって  顔 覚えられないんです

跡継ぎは 仕込み準備で奥に ご主人が 今 なりたくない仕事は何でしょうと言う 番組見たとの事

クイズをだされ  体を使う仕事かな あと休みが少ない仕事 その割に給料が安い仕事

職人さんの世界だな  何が言いたいか 問われた時 すでに察していた  

頭でっかちで  手使わないで  机の上  みんなそんな仕事目指すんだよね

寿司屋さんも  人気がない仕事かな  と言うと  そうなんですよ  旦那分かってらっしゃる

正月も 夏休みもない この仕事 若い方には耐えられないみたいで その割に収入も

大したことはない  職人という仕事 手に技術身に付けりゃ 定年なんかないわけで

自分の まわりの 都会に働きに行った連中が 定年になって戻ってきて 元気ないな

もう 病気で死んで 20人くらいの内  もう 4人しかいないや  俺なんかまだ 現役でしょ

みんな 会社勤めして 都会に出て ストレスで雁字搦め  病気になっちゃうんですよ

ご主人 老後の心配なんかしたことないでしょ  みんなは そんな心配や 会社離れるのが怖くって

そうでしょ  私なんか 休み無くったて ストレスなんか感じること無い お客さんに 美味しいと

いわれりゃ 元気もらって  かーちゃんと一緒に ここまで来たんだ  いい仕事だと俺は思うんだ

私から すると 憧れの仕事ですよ   死ぬ 3日前 まで 跡継ぎさんと 花板でいれば

それが 一番 カッコいい生き方だと  私 思いますよ    ご主人 泣いてる

ちょっと 気弱になってる ご主人  昔の友も少なくなり 体の衰え 職人としての執着? プライド

引き際との 葛藤   私  死ぬまで貫ける仕事 本当に 羨ましい限りです

旦那さんの顔 忘れません  自家製 イカの塩辛 手渡される  あっ ありがとうございます

また  来ます お元気で    私も 死ぬ間際まで  自分の使命やり抜く所存です

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Re: タイトルなし
> おいしそーーーーっ

いつも ショートコメント ありがとう

もう一言 次から増やそう そしたら もっと 嬉しい
  • 2018/06/18 02:15
  • mossdesign
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おいしそーーーーっ
  • 2018/06/17 19:01
  • りかちゃん
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