終いの住い

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空に広がる 不気味な雲   何か天災起きるときとか 起きた時とか

こんな風に  不思議な空現れる    この後 熱帯低気圧の記録的な大雨

台風19号   たて続け もう今回の遠征  天災に振り回される

15号の翌朝  放心状態から立ち直り  様子を見に トラクで

いつもの道  倒木で出れない  チェンソー 取りに帰り  伐採しながら 国道へ

3時間くらいの格闘  出る前にへとへと  信号消えてる おまけに 90度横に向いてる

気おつけながら  左折 しばらく走るとそこには 屋根のない家 グニャと曲がった看板

鉄骨のスタンドの柱 屋根 オブジェのようにグニャグニャ  トラック転がってる

何だ こりゃ   尋常じゃない 状況 電線は切れ バチバチと 温室壊滅  古い家はもう

修復できないなと  瞬間で察する   携帯も使えない 停電  相の浜に スターダストに

見た目 大丈夫だけど  隣の大きな別荘 そっくり屋根が200m先に 飛んでいる

留守番の浜ちゃん  客室の窓割れて飛散しているとの事  200Vの電源無事でエアコン効いてる

冷蔵庫も大丈夫  アイスコーヒー ご馳走になり   二人で放心しながら ブツブツ 会話

凄かったね  大丈夫    あんまり大丈夫じゃないな   ねー どうなっちゃってるのか

そんな 覇気のない 会話して  家へ戻る   まずは冷蔵庫の中身  クーラーBOXへ

食べる順番  考えて   夜のランタン  確保   日中はまだ30℃越え 暑い

ちょっと 落ち着いてから 行動   疲れ切っている    水分とって 日陰で

日が傾き夕方から  室内のかたずけ  水道が無事でよかった 

かーちゃん  連絡取れないで 心配してるだろうな  もう明日 日本に入って来るだろうし

目が疲れるので 今日はお終い   目は網膜の一部が切断 左目が部分的に見えづらく

どうしたのかな?   目大切にしないと   これからは 日中 サングラス 

さらに 怖そうな おじさんに   デザイナーですなんて言っても  もう無理だな