作る 方達

4

手作りの世界  好きじゃないと これ程 採算合わない世界ない アイデア バランス 配色

材料集め  それで一点物  たとえば 日に 二点できたとして  いくらの値段つける

高過ぎれば 売れない世界  芸術のパトロン世界とは違う  好きな事して 小遣いくらいに

そう 割り切らないと できない  自己表現と肯定的な心持なければ  やってられない

私も 自分の手で作った物は 自分達のモノだから できる   売り物としては できない

そこに お金関係なしの意義が有れば できるけど   商い事としたら 自分は出来ないな

店の内装 等の依頼 時々来るのだけど  この店は 自分達の為だから出来たので

仕事としては 出来ません と 何度お断りした  本当の事   本心

なので  作家さんには 頭下がります   私もデザインして 材料選んで 服作っていますが

製作は スタッフにお願いして 少数ですが 量産して 商い事に ソフト とハード 分業

この時点で 私は 作家ではないわけで デザイナーで経営者  スタッフは 職人 

本当は デザインして 製作して マネジメント して 自己完結が 究極だとわかっています

完成度突き詰めると  それ以上はないわけで   でも 収益性は望めないのが現実

食べていければ みたいな  感じで 活動されてます  善人ばっかり  じゃないと やってられない

強欲な奴らに 爪の垢でも煎じて 飲ませたい  もう少し 作家の世界にも 光さしてほしいよな

私は そう考えれば 純粋な物つくりに 身 置いてはないような  終いの住いは純粋かな?

服は商い事  自分達の家などの製作事は???  作家活動ではないな  自己満足作業

作家の皆さん  天国への切符  間違いなし   息子の学んだ 美大の総長の言葉 思い出す

芸術家は 昔から貧乏 今 始まった事でない  人生を楽しめ 人生を豊かにする事 この大学で 学べ

就職難の時に 学生に向け 放った 言葉   笑える その割に 学費やたら 高い

貧乏決定の 芸術志願者から  その学費  オイオイ   親が払ってるけど

親 芸術家 だったら 払えないぞー     まっ なんとか生きてる  どうにかなる