位牌の ランの鉢

5

自宅の二階の居間の出窓   28年前に購入した ミニカトレア 小さな一鉢 毎年花を咲かす

ぐんぐん 成長して 株分け  タイにも持ってきたけど 残念ながら枯れてしまった

日本の株はドンドン成長  そして二鉢に株分け 家内の両親が一昨年まで住んで 世話をしていた

90を超え 義父が死に 翌年追いかけるように 義母も亡くなった   まー仲良し  家内いわく

チョットだめ人間の 亭主を見届けないと 死ねなかったのよ      納得

その後  息子が住むことに  仏壇は長女の家に引き取られ  この家には生きた証はない

この家が よほど住み心地よかったのか 息子いわく 二人は居ついている  ガタガタ 騒ぐ

ポルターガイスト てやつです   木の端切れで祠作り 好きだった お酒 お菓子 お供えして

存在を意識してあげると  ポルターガイスト 治まった との事  めでたし  めでたし

心優しい息子    続いて  このミニカトレア 二鉢それぞれに  茂  富子 となずけ

窓辺にて  位牌のごとく  名を呼びながら  祀る     ちょっと笑える

タケ「私の事」 ちょっと 窮屈で 元気無くなって来たので  植え替えしたいんだけど

分かった  来週来るとき 鉢と水苔 肥料 もってくる    生活館で おもと鉢購入500円

青い鉢  なかなか イイ  息子気に入る   息子に説明しながら 二人で植え替え

祖父母の  話しながら 冗談かまし  楽しそうに作業する息子   

息子 いわく  こんな感じのほうが 亡くなった人は安心して 成仏 できる気がする

型式ばかりの 供養なんかよりも  そばで意識して憶えておいてあげる その方が

もし自分なら 嬉しいよな   私もそう思う  墓場や 仏壇なんか 信心ないから なじめないよな

心なき お経など自分達にはいらない  思い出話しのお経がいいや  ん! だよね

二人で なっとく   富子鉢の 花の蜜を舐めてみる  甘い   わーっ 富子の蜜なめた

なんか すごく分けなくオドロオドロしい不快感  息子 わたし見て 大笑い  こんなのでいいのかな?

息子  タケとシゲミは 館山の家の前の古墳に治めてくれ   毎年 レモンや ゆず 実らせてやる

それで  なんか料理でもして 思い出してくれれば それでいい  まっできればね  縛られなくていい

最後は 見事な 遺言    さすが 私       あー モスランチガーデン  遅れてるなー

植木屋食堂 に ならないと言う 使命、、、  使命多すぎて 当分死ねないな