仕事 納め

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あー 大切な事書くの忘れてた    館山の店 基礎工事の時の 話し

後姿の 宇山君の前で 均し作業をしている 左官職人の19歳の孫と お祖父さん

お祖父さん 今日が最後の仕事  明日から入院 末期癌  治療せず 緩和治療を受けながら

最後の時を待つという   宇山君から聞いて んー なんだろ  とても 声かけられない

お孫さんと お祖父ちゃんの 大切な最後の 師弟の時間  そっと見守る  

作業終わり  ありがとう ございました   と   挨拶    不謹慎かもしれないが

かっこいい とすら感じました   最後にすることなど 特別な事でない  日頃の一番大切な事を

最後に いつもの様に すればいい  そう それが一番したい事  かっこいい

お孫さんに  これ以上の 伝える 伝わること 無いと私 思います 

この方の 死に際の 潔さ 私も見習いたいと 思いました    

昼間 みんなと いる時は カッコつけたりして 気が張って いいんだけど  夜になると切ないんだよ

私の 師匠にあたる方の  癌 闘病生活の本音    きっと皆そうです   あたり前のこと

それでも 外には かっこつけて  見栄切って 終わればいい  最後の乗り越えないといけない試練

みんな  何時か 必ずおとずれる    今日 永六輔さんも 奥様のもとに旅立たれようで  

御冥福を  早く 奥さんの元に 行きたかったようで  良かったですね   

宇山君 25歳   君にも いずれおとずれる  楽しく生きるんだぞ