終いの住まい

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息子 かーちゃん 里夏ちゃん も手伝いに来てくれて  一人で気が向かない作業 あれこれ

まずは いない間に来た 台風 17号 18号  特に18号凄かったらしい  館山じゅうに傷跡

終いの住まいでも  植えたてだった金木犀 斜め45度に倒れる 他の木 葉っぱ みんな飛ばされる

凄かったんだな   そこで 風のよく吹く この地  風除けを作ろうと   息子と杭打ち

俺の頭 打つなよー  左ききの息子  打ち方が違うので ちょっと怖い 

2

かーちゃん  古板  寸法に裁断しておいて  ギーン シュー パタン  リズミカルに聞こえる

かーちゃん 固定丸ノコ 使いこなす    40枚 がんばれ  いい女とは こお言う事のできる女

イヤダー できなーい  なんて言う 女は   シッ シッ  向こうで 化粧でもしてろ

  3

杭の間に 交互に 古板はる  息子は 用があり 帰宅   忙しい合間みて 来てくれた

必ず 館山に 終いの住まい 作業中 短い時間だけど手伝いに 来てくれる 息子 お世話さま

古板 そのままじゃ ダメだなー 痛みが激しい   そこで かーちゃん 次 ペンキ塗り

目立つからな なんか いい感じの色調合しないと   薄めに調合して 下地の板目 でるように

グレーに  グリーン ブラウン 調整しながら  水 通常の三倍  よーし  いい感じ

4
 
かーちゃん  がんばれ  あきてきたー   あきてはダメだ  完成した時ののこと 思い浮かべるのだ

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完成   夕方に   なんだろう 周りに馴染んで  自己主張しない色   いいねー!

これで  風吹いても 築山の植物たち 耐えられるな  安心して タイに戻れる