終いの住まい   

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家から  路線バスはしる 国道まで 歩いて10分くらい  ゆるい坂を下りながら いろんな草花散策

車なら ビューん と 通りすぎてしまうところを ゆっくり散策  意外な発見 出会い いっぱい

国道に着くと  目の前にある 花園のバス停  駅に向かうバス 一時間に一本  おーおー

そこに ちょっとした 雨よけ 日よけ の小屋が そのまわり 花園 ひなげし 矢車草 ポピー 。。。。 

いろんな花  百花爛漫  花園のバス亭だー  ゆっとりする   ミツバチたちも 幸せそう

バスの時間まで まだ20分 花園散策しよう  ながめていると  バス来るのまだ時間あるヨー

と 声をかけられる  おはようございます  手には摘んだ種をもち 手入れをしている

この花園 作られたんですか? ん? 花園? そう花園  はははー と 笑う 

この横のー この家が自宅で 暇つぶしに花育ててんだーと  ばりばり訛ってる おじーちゃん

綺麗ですねー 摘んでもってくかー  このまま眺めたほうが 素敵です  種とってらっしゃるんですか?

そうだ  今採って 秋にまくと 今頃になると こんなに咲くんだ もう何十年もしてる

館山 花の町なんて言われるくらい あっちこっちで みんな 育ててるよー

あんたの 家 何処だー  その向いの道を10分くらい 上がったとこです   車もってないのかー

いえ 有りますよ 心の中で 5万円の車だけど  壊れたのか  いいえ  タイに帰国するんで

家に置いて来たんです  んー?  んー   タイ て 魚のタイ じゃなくて  南国のタイか

そうですヨ  オレの親父は シベリヤに 抑留される前まで  南方の前戦で指揮をとっていて

タイが なんとか 言っていたぞ  そのあと満州にわたって 終戦むかえて シベリヤに抑留され

いつも 南の暖かいところが こいしかったと 言っていたぞ  まだまだ つづく 割愛

ちょっと 待ってろ  下の畑から菜っ葉山盛り 味噌汁に入れろ うめーゾー いま袋いれっから

あのー また今度お願いしますー    おじーちゃんは  私がこれから タイに帰国する事

はたして 理解出来ていたのだろうか   今度来る時 なんかお土産持ってこよう

バスが来た  帰りよれよー 置いとくから   絶対シベリヤ抑留のところで 頭 変換されてる

タイに 帰国まえの ちょっとした 出会い   素朴で 無欲で なんかイイよなー