少年時代

空2

雨季の 切れ間の暑い日がつづきます 暑いです 子供の頃の あのまだクーラーも一般的でない頃 

思い出します  半ズボンにランニング 月星のズック裸足ではいて もうそれはそれは 小汚い小僧

お洒落もクソも 何のこっちゃ たいていの男の子はこんなもんでした でも楽しい事にはギラギラ

MOSS少年 三年生 学校帰るとカバンほっぽリ いつもの空き地へ 地面に掘られた6~7センチ

の浅い穴 これを四隅にあけ  中芯に大き目の そこにビー玉 入れながら当てながら争奪する

スリルと興奮 賭博気分も兼ね備えた 素晴らしい技と精神力を駆使した 世界がそこにありました

ルールも自分達で伝承され 子供どうし つながりあう 今思うと完璧なまでの遊びの社会有りました

負けん気も 手加減も ルールも 男気も そんな中で養われて育った気がします  一日20円

駄菓子一個に ビー玉三個  駄菓子くわえながら 手にはビー玉  ゼっテーあいつのビー玉奪ってやる

そんな意気込みで 挑むのですが やたら上手いやついて ビー玉増えない  世間の厳しさ味あう

上級生が小学校も五年くらいになると そろそろ飽きて卒業 そうすると自分の可愛がっていた

下級生にビー玉のおすそわけ  センぺーカッコエー   子供のころの 暑い 熱い 時間

暑い日ざし受けながら  頭に浮かんできた少年時代の思い出 書いてみました 

今の子供達は何だかんだ あえて書きません ただただ 子供達をちゃんと遊ばせてあげたいですね