幽霊ダヨ!

タイに住んで 20年が過ぎ 中年も後半 あまり怖い事もないくらい精神的には 図太くなった私

冷静に タイに来てからの 霊体験 お話しさせていただきます

子供の頃のように ハッキリと姿見ること 大人になるにつけ少なくなってきた様な気がします 

憑依は多くなってるのですが 自分の記憶にはとどまる事ないので かーちゃんには迷惑かけてます

その中で あまりにハッキリ姿を現わした体験が一度あります  十年ほど前のこと

以前 釣り好きでした シラチャーの沖に浮かぶシーチャン島 バンコックからバス乗りシラチャーの町まで

二時間足らず そこから船に乗りおよそ 30分 翌朝 筏で釣りをするため 前の晩に島のホテルに宿泊

島で一番大きい シーチャンパレスなるホテルへチェックイン 夕方近くに到着  もう何度も泊まっていて

かってしったるホテルです 荷物を部屋におき ホテルの一階にある大衆食堂に毛の生えたようなレストラン

釣り好きな人の常宿でもあり 大物を釣った時の写真なんか見ながら 蟹チャーハンとヤムウンセン 食べる

明日の 釣果に胸弾ませながら 一時間ほど過ごす まだ七時過ぎ 近くのスーパーで飲み物やおやつ調達

室にもどる 忘れもしない216号室 二階の16号室  室数も多く結構大きいホテルなのです

戸を開けると 入り口の左に バストイレ 奥に六畳くらいのベットルーム  普通のつくり

ベットの向いには 大きな鏡に幅の狭いテーブルとイス ベットに転がり 少し左を見るとテレビ

鏡は見る角度で 半分バストイレのドアー映る 狭いテーブルの上で仕掛を作る ライト薄暗く見えずらい

いくつか作り あとは明日の朝でイイや 妙に柔らかく寝ずらいベット 寝転んでなにげにテレビつける

映り悪いなー どうせタイ語放送だけだしパッチンと消す 目をとじる 寝る時も基本電気消さない

変な事と遭遇する時 明るいほうが冷静でいられるから 習慣づいてしまった  寝付けない

シャワー浴びてなかったな  目をあけ なにげにまた テレビつける そして鏡に目やると

バスルームの戸半分開いていて そこに女性が立っている 驚いてワーっと声を出してしまった

ベットから飛び起き その戸に目をやると いない 戸は半分 開いてる慌ててトイレ電気つけ 臨戦態勢

戸を蹴っ飛ばし 中を覗く 何もいない イヤだなー 戸を閉めベットにもどり 冷静に考える

完璧に見えた 20代の髪の長い 浅黒い現地顔の女の人 そこにいた その手の洞察力は私 凄い

そんな事考えながら また 鏡を見ると 同じように彼女立っている 目はこちらを向いてない

テレビの方を見てるような感じ  大声 張り上げ 飛び上がった バスルームの戸は また半分あいている

カギと財布だけを持ち 大急ぎで室を出る 一階に駆け下りフロントへ 誰もいない 

レストランの方に人がいる フロントの人はいますか 用事あって今日は帰ったよ

どうしたのと聞かれ  室を移りたいのだけど ウンーとこっちを見て どこの室  216と言うと

なんか ニヤッとされたような気がした 電話連絡して 誰かよんだよう15分後 オートバイに乗って

スタッフ到着 私をおいて 向こうでさっきのレストランの方とニヤニヤしながら話してる 

大まかな話しフロントの人性格悪いなー 見たいな内容  その人がフロントに入り 私もフロント越しに

室をかえてください ニヤッとしながら他の室の カギ渡される 荷物多いので手伝ってください

台車をもって室へ かぎを開け 荷物を運ぶ バスルームは半分開いていた 全開にして見ていると

なんか急かされる様に 室を出された バスルームの天井のスレート板が半分ずれているのが

気にかかって しかたなかった 人が歩けるような高さも 強度もないだろう 天井

三階の室に移り 家内に電話連絡 こんな事あって 室 移動したところ  あらマー大変

憑依されないようにね 楽しい釣りの事考えて寝なさい  ガンバレー あたし もう寝るから

この手の 私の扱いに手馴れてる 家内  話を深く持って行かない サスガだ

冷静に さっきの一連のこと考える 一切 移動のワケを誰も聞かない フロントの方のこと 

性格が悪いなーみたいな ふざけた態度のスタッフ二人 バスルーム覗いてると 急がされ退室

なんか216室で有ったのかと疑いたくなるような つながり そんな所に俺みたいなの使わないで

安っぽいTシャツに 巻きスカート ボサボサ気味の長髪 ほりの深いダンゴ鼻の顔 現地人だ

久々の 明解な遭遇に サスガにビックリした私でした  そんなこんなで あまり眠れず

翌日 海の筏の上で 半分寝ていました 頭にその姿やきつき 釣りに気が向かない アーアー

早く 家に帰ろう   その後泊まる時 この室 ご指定で避けるようにしてました

そういえば  ここしばらく釣りをしなくなった私  無駄な殺生が出来ない心境の歳に


OMAKE 

この筏の向こうに ある小島 コードクマイ  花の島  なんか寂れた小さな島なのにナンデ?

実は 別名コーピー とよばれる お化けの島 タイ人の間では有名らしい

貨物船の停泊する シーチャン島 その昔 航海中で亡くなった方達を こ小島に埋葬してたとの事

筏で夜釣りをしたいとのことで オールナイトでこの小島の脇で 過ごした方達がいたようです

この方達は ほとんと釣りもできづ 恐怖の一夜を過ごし 以降この筏にはいらっしゃらなくなったとの事

私が 夜釣りしたいとリクエストした時の お返事   何が有ったのでしょうね 

この時 この島の事しぶしぶ話した釣り宿店主の 話です    私はそれ聞いただけでアウトです

くわばら くわばら  アーメン  ナミアミダブツ  さようならー

明日は  第二だん うらメシヤー