孤高の生き方

  • Day:2013.01.05 05:47
  • Cat:植物
エーアロプランツ

ビーカーのなかで 四ヶ月 最近赤い花も咲かせ 頑張っているこの植物 総称エアロプランツといいます

よほどの 乾燥地帯に生息しているのか  一週間に一回霧吹きでシュッシュ それだけ

なんで それで生きていけるのだろう 根らしきものもなく そこにいるだけみたいな

究極の 省エネ植物 緑で光合成してるのはわかるでも 栽培しているほうとしては あまりに手間かからず

心配になってくる でもかまい過ぎてちょっとでも水やり過ぎるとすぐ枯れる腐る かまわないでチョウダイ!

完全孤高の 自立型  人でもときどきいます わたしの知っている人では 屋久島に住んでるある男性

高校をでて 陶芸の世界へ 中学生の時 実家が自業に失敗 借金 毎日の取立て そんな事を見ていて

この少年 人の世界とは怖い お金は怖い と 徹底的にインプット  自分でアルバイトして夜間高校

人里はなれ こっそり暮らすため お金をセッセ貯める 京都の窯元 量産のロクロ引き それから8年

なんとか二百万円ためた彼は 屋久島へ なぜ屋久島なのかは? かれは大の海嫌い  不思議だ

たぶん 自分の嫌いな海で今までのしがらみの人達遮断の意味でも 100万円で人里離れた荒地購入

そのジャングルのような土地に 獣道のようなものを作り その奥にじぶんでアバラ家を立て 住む

食料も 畑らしき? ほっぽりだし農法 あっ ここ実っていたみたいな畑で ある程度自給

米 調味料 くらいを 自転車に乗り人里へ購入に ひと月に一回くらい出るみたい そんなこと10年

それから敷地で取れる粘土利用して陶器作り 観光客シーズンに少し販売 年収20万円 道端販売 つづけ

島でも謎の人物  本人いわく それでも収入多すぎ必要以上のお金は稼がないほうがいいとのこと

人ともできるだけ 会わない  朝起きて食料の調達 炊事 洗濯 掃除 これで結構忙しいとのこと

現在55歳 こっそりと生きて 人知れず死んでいく 本人は このままあと30年くらい生きればとの事 

陶芸でオカリナなんかも楽しんで たまに観光客なんかに陶器売る時くらいに現れるジャングルの原住民みたい

何が彼をここまでさせたのかわからないけど ある意味現代社会で究極の省エネルギーで生きる人

人が集まるとどうなるか お金というものがどんな問題起こすのか 思春期に強烈に体験したこの人

仙人のような 生き方 家族も持たず人とも関わらず ここまで孤高での人 ある意味 尊敬する

写真のビーカーの下にひいてある 赤い物 気になるでしょ  これはマッカムという植物の種

緑が栄えるように アレンジしてみました   カワイイと評判です!