終いの住い

ビットコインが 暴落しただの  株がさがったの  いつまでたってもここいらで 足踏みの

人間社会  一度潰れないとリセットされないようで  嫌でも耳に入るのが 鬱陶しい

人が生きること自体が しんどくて 鬱陶しい事の多い事  そんなこと痛感するこの頃

館山に入る前から こんなお話が 材木などいただけるところあるけど 興味ありますか 有ります有ります 

私 館山に入ると  あの話無かったことにと  大丈夫ですよ  何か有ったのですかと尋ねる

ログハウスを 自分で建ててた 老夫婦  旦那さん 痴呆にかかり 作業なかばでストップ

三宅島に四〇代で建てた家  火山噴火で流され  六十になり館山で奮起してもう一度

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小屋を先に作り そこで暮らしながらの セルフビルド  キットなのだけど 二十年経った今

まだ 完成ならず  買い物好きなのかあまりにもの先行買いで 物が溢れる  もの凄い

奥さんも 心が定まらず 処分する しないと  悶絶していた様子 八十になり もう無理と決心

そんなところに 群がるハイエナの族 どうぞという言葉に 何でもただで 持ち去ろうと 非礼で卑しき族

いろいろ 話させていただき  ある程度の金額で 私が引き取る事に んー 見てられない気持ちが

私を そうさせた  お人好しだと 自分でも分かっています  丈夫 神社口の店で生かします 大丈夫です

お店 出来るの 楽しみにしていると奥さん  その後 十日間 トラックで13往復
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小屋の整理 仕分け 積み込み 場所作り 降ろし 分類 廃棄 ほぼ休みなしに 9時から8時

細かい 金具などの仕分けは  夕食の後  テーブルに広げ分類  業者なら丸ごと捨てる

毎晩 段ボール 10杯くらい  寒さで指もかじかむ  根気も尽きるころ 布団に入り込む

凄い量  整理もここ数年できなくなり ちょっと病気の片りん見受けられる  物が語るように

頭に共鳴する 語りかけてくる  書籍や 写真  書類 メモ 全部処分してほしいとの事

時々 のぞきに 奥さん  愚痴とも 思い出とも わからない事 自分の不安  など 永延と

少し聞きながら タイミング見て  そろそろ 陽が暮れる前にと 区切りつけさせていただき 作業に

ご主人に 慣れていた野良猫が 小屋に 私を警戒しながら 立ち去ろうともせず しばらく居る

集めていた 500円や100円 小銭 出て来たので 奥さんに何万円か有るだろう 古い記念コインも

お札は 残念ながらありませんね  有るわけないですよ お金無くなって 私にせびっていましたから

まだ 生きている旦那さんでよかった  亡くなった方なら 高確率で憑依される  憑依体質だから

寒い冬 心も しおれそうな作業  何なのかな  道具だってもう揃って持っているのに 自分に苦笑

壊れた階段の補修なんかの 営繕工事もさせて頂き  喜んで頂だけたみたい

いろーんな お話し お茶いただきながら 修行のような心持で 拝聴 良くも悪くも これからの参考に

半地下の倉庫に眠る 思い出の日用品まで どんどん出していただき  いるいらない お答えするのも

限界があり  とりあえず  積んで ほぼ 生活館へ 運び込ませていただき  助かりました

なんとか 切りがついて ホッと 腕パンパン へとへと 奥さんに お守りガーデンクオーツを プレゼント

桜のガーデンを いつでも春の心持なんて 気慰め言って 友達に 彼氏からもらったのと言うそうです

明日は我が身にならぬよう 心引き締めて  次回からは 建築作業に集中 諸行無常とわかっていても

坦々と 作業   自分の思い描く処へ   整理 かたずけ 物を集めてしまう 集まってしまう 自分  

自分に与えられた  人生のミッションと もう諦め わり切り出来ています  でも 疲れるな正直
 

終いの住い

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終いの住い の 脇にある 焼き場 落ち葉や燃えるゴミ 段ボールなんかの 

燃えやすい物に 少しだけ 灯油浸み込ませ  着火 湿っていた物も徐々に乾き

燃え始める  初めは煙起つけど  そのうち煙も治まり 火柱が立つ

あまり ごうごうと燃えては 危ないので 火加減調整しながら  

芋なんかを アルミホイルに巻き まわりで 焦げないように 位置をまめに変えて

風向きも よく考えて   今日は焚火日和  かーちゃん 出撃  上手い & 好き

ホース とバケツ 近くに  砂も有るといいな  燃えカスは 畑や 庭にまく いい肥料

太い廃材なんか 火が付くと 何時間も燃える  水かけて消えたつもりでも

また 燃え始める事有るので注意 燃え尽きさせばいいけど  タライに入れて 消し炭にでも

砂かけとけば 燃え上がる事ないから それでもいい   かーちゃん 薪ストーブもできるな

来年あたりには  母屋 自作ストーブ設置   ロケットストーブ 衣笠式  火を見る

耐火ガラス窓も付けて  そしたら 陶芸の下焼きもできるし  お風呂のお湯もたせる

ガス代が一番 高いから 有効利用しないと 自作太陽温水器と 連動  お風呂大きいから

これで 節約  ガス代 半分近く節約できるな きっと  薪 裏にいくらでもある スダジイの林

台風で折れた 枝なんかと 工作の廃材で 十分  段ボールは おどや スーパーで

いくらでももらえる  電気 水道は 知れたもの 井戸も有るから庭の散水もOK 最高

毎日 いろんなこと 創造して ワクワクする毎日  果てしなく 生活楽しむ 予定

終いの住い

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館山 での 終いの住い 作業切り上げ タイに戻るころ すっかり秋

裏の林見上げると  空には 一面のウロコ雲  んー 秋ですなー

近くの 安房神社に銀杏拾い  かーちゃん 朝から意気込んでます

小粒だけど 霊験あらたかな 銀杏   お参りして お賽銭  さっ 物々交換だ!

ばち当たる  ばち当たる   なんと 不謹慎な 私   かーちゃん 真剣

タイの皆さんに  日本の秋をと 呪文を唱えながら  拾いまくる

洗って 表の果肉を洗い流し 梅干しの干しザルで 乾かす  手際がいい

私は 荷くくり かたずけ あーー こんないい季節 戻りたくないなー  此処にいたい

二人で そんな気持ち  来年から 十月もっとながく滞在しよう と 二人で意気投合

終いの住い

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三年前から建築 始まった 終いの住い  厳密に言うと 三年半 そんなもんだったんだ

息子の店もした  安房神社の店も棟上げした  何より自宅の荷物を 終いの住いの倉庫へ

すごい 量だったな トラック五台くらい 積んで 降ろして その前に 置けるスペース作る

三階建ての 巨大な棚を作る  そんな作業しながらだから 終いの住い 実質はどれくらいの時間

ベースキャンプの 小屋も作ったな そして服屋の仕事を兼ねての 行ったり来たり  日本での商談

実質 作業時間は 一年満たないな  そう考えると まーまー 早いじゃん  初めての建築にしては

店舗の棟上げ 早かったなー 20日間くらいで 棟上げ屋根設置まで 終わらせた  さすが二件目

手順も分かり 段取りもよく 迷いなく怒涛の如く  朝日の出と共に 五時の有線音楽流れるまで

本当に働き者  三年この地に通い 気候 方角も熟知して  分かった事 いくつか

海からの風 湿気  意外と涼しい  北風は ほぼ林が吸収してくれる

西日は一時間くらい  あとは 丘に隠れる  朝日は7時位から  そんな事考慮して

追加で  色々設置  時々吹き荒れる 南西の風 それを 避ける為の 板塀

取り外し式  雨戸みたいな感覚で これだけで 玄関の痛み 全然違うと思う

西側の窓にも スライドの雨戸設置  我ながら 天才的なアイデア工法

写真忘れたので  また次の機会に   今日は 自我自賛デー 最近 かーちゃんも

マンネリで  お褒めの言葉 に気合いが感じられない  上手だねーくらい

次回は 入口に門と 車の為の屋根 凝った配線システム トラック改造

これが 一月でこなす ノルマ   来年いっぱいで 完成  前のキッチンガーデン

ビオトープ  なんかも   倉庫の中二階 もできるな   見えてきたな 終わりが

終わったら  いろんなアングルの写真いっきょ公開しようかなと 気分次第

これ終わったら  店作り 60歳に入っての 熟考 しながらの店作り

二年くらいで 終わらせる    商いの事も詰めて 今までのアイデア集結した店に

大きい物としては 最後の工作かな  その後も 工作予定 目白押し 

幼児のころから 工作好き  そのまま  工作好き おじさんに  常にチャレンジャー 

終いの住い

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愛車 ネバっと号  ちなみにトラックの方  本当はヴァネットと言う 名前らしい

エンブレムも 折れてわからなかった  車検書みてわかった エンジン絶好調

荷台の板が限界 キノコ生えてきた 草も生えてる なので剥がして 貼り直し 

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ワーッ ボロボロ  ベースの鉄板も錆て 穴が   28年モノの車 プロパンガス

配達してたの事  おそらく 一度も この板 換えてなかったんだろうな

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水圧ジェットで 洗い流す  錆びとり んーっ面積有り過ぎて無理だな 鉄板交換か

結構 高いぞ  あと十五年くらい使うけど どうしようかな 裏は耐塩の錆止め塗ってある

あーっ そうだ 錆びた上から濡れる トタン用のペンキ有った  そうだ そうだ

浮き錆は潰して ヤスって  その上から塗装  そして ガルバ板貼って その上から

防腐剤した板を張る  幌かけられるように改造もしよう  そうだそうだ

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かーちゃん   ペンキ係  頑張れ  脇にエンブレ有るじゃん でもひっくり返ってついていて

何語だか わからなかった カッコつけて省略文字みたくしてるから よけい解らない

なんか 中近東あたりの字に見えた   かーちゃん 真面目に塗る  三度塗りするからね

嫌がらず 楽しそうに 乾く合い間みては オヤツ食べながら しておりました

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生えてた キノコなんか美味しそう 命かける事はない   板がもう土の手前 

天気は 明日からは雨 今回は息子の嫁さんの 親御さんとの顔合わせもあるし

サンマ祭りの 手伝いもあるし   塗装までで あとは 次 来た時に作業

全体の塗装もしたいし 運転席もクリーニングや  改造もしたいな

やる事 尽きない 尽きない  暇と言う 言葉の意味が 意識の中で存在がない

時間少しでもあると くだらない浮世の事 愚痴るから これでいいのだ きっと

かーちゃん お疲れさん  んー できる女はいいねー 女房の鏡  

私の作業服 着て ブカブカしながら  ペンキ塗り